家の中で泥棒と対決する映画は、どうも期待を外される。ホーム・アローンもそうだった。なんか見どころはみんな予告編で見ちゃった感じ。
なめるようなカメラワークとか、よくある手なんだけど、凝った画面で最初の方はそれなりに楽しめました。でも主人公籠城しちゃうんだし、動きがなくなるぶん心理的なサスペンスとか意外な展開とかの工夫があるのを期待して見てたんだけれども、その辺りは空振り。期待とは逆ながらも、動きを出すためのいろいろな仕掛けを工夫してることは確かなんだけれど、そっちもまだ練り込み不足だったと思う。
