とある科学の超電磁砲 #12 AIMバースト

AIM拡散力場が生んだ思念の怪物相手のバトル。初春の活躍でネットワークと切り離して供給を断ち切り、美琴のレールガンで仕上げ。勝ちを確信して冷静になっていく美琴と、畳み掛けるテンポにonly my railgunのテーマ曲がかぶさって盛り上がっていく演出は定番ではあるけれど、キレイに決まりました。美琴が自分の能力に絶対の信頼をおいているのがよくわかりますね。
美琴が自分の能力を努力の結果であると考えてるのはいいけれど、努力の結果としての能力が正しくてそれ以外の手段で獲得した能力はズルで正しくないってのは、なんかチガくね?「正しい努力が正しい結果に結びつく」という信念が無条件で前提にされてるけど、そこからはじき出された人たちがレベルアッパーに手を出すわけで。美琴から見れば木山は「間違った努力をしてるから間違った結果を生み出してる」人だし、レベルアッパーを使った人たちは「結果が出ないのは努力が間違ってるか足りないかだ」にしかならない。その上で、気持ちは察しましょうとかそういう話をしてる。
まあ、その辺が今後の展開の軸になりそうではある。
それはそうとして、ジャッジメントの先輩がジャッジメントでもアンチスキルでもない一般人の美琴を信じて待ちましょうってのは、どうなんだろ。結局最後にモノを言うのはレベルの差なら、レベル5を一般人のままにせず治安機構に組み込まないといかんのでは。