メイドインアビス #4 アビスの淵

深界1層を抜けて深界2層へ。アビスの中の景色とか、アニメにした甲斐があったねえ。まだまだアビスの浅いとこで冒険も序の口、それでも結構剣呑な化け物も居たりする。ゆったりとアビスの中を見せて、サスペンスが入って、緩急つけたテンポが心地よい。
有線ロケットパンチを自在に操るレグのアクションも素早いけど、黒笛ハボさんにはあっという間に追いつかれる。なかなか先は厳しそうです。
食事は現地調達です。なんか最近、もの食うファンタジーって多いな。ダンジョン飯の影響なのか。実はリコはアウトドア料理がうまかった。
謎の羅針盤遺物、大々的に出てたし、何かの伏線だろうと思ってたんだけど、どうでもいい間抜けな理由であっさり失くす。最後の方で、実は重要なアイテムだった、とかいう展開はないのか。
「アビスの物はアビスにお返しする」って言ってて、まあ負け惜しみくさい言い訳ではあったけど、でも探窟家のアビスに対する謙虚さみたいなものは、ここまででも端々に感じられてたし、一貫した世界観の演出になってると思う。リコ達が帰らないことがわかってて、リーダーもハボさんも止めずに送り出すのも、アビスへと向かう意志は最大限尊重されるべきだと言った価値観に根ざしてるんだろう。直接そんな描写はないけれど、暗黙の前提として共有してる感じ。どうしようもなくアビスの申し子なんだ、というのもそういうことではないか。