荒川三喜夫「ピアノのムシ」

作者: 荒川三喜夫
出版社/メーカー: 芳文社
発売日: 2017/05/16
メディア: コミック
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傍若無人で客にケンカ売ってばかりだが、調律師としては天才という主人公がイロイロと問題を抱えたピアノを調律しまくるマンガ。ブラックジャックぽかったり美味しんぼぽかったり、専門職系ウンチクマンガの王道、なのかな。
電子ピアノとは違う電気ピアノ、そういえばエレピって懐かしいね。切れた低音弦の応急修理の職人技とか、色々ウンチクネタもあるけど、だんだんドラマの方に比重が移りつつある感じ。
今回は星野さんが活躍する話が多いな。新人で右往左往するばかりだった彼女も、いつの間にやら一人前になってたみたい。実は耳がえらくいい、という設定も出てきてもしかして有能なのか。星野さんって、そもそもなんで調律師目指したのか、過去話がないな。
蛭田と環の関係も新たな進展を見せたりしてる。蛭田ってピアノだけじゃなくて人間観察も鋭いみたいで、別に他人に興味ないわけじゃないのね。

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