芝村裕吏「マージナル・オペレーション改」

シベリア共和国と中国が共同でアラタとジブリール北朝鮮に派遣しようとする。その準備のために、まず北京で語学研修を受けて、それから北朝鮮への派遣官を対象とした研修やら軍用ドローンの研修やらを受ける。
作中では北朝鮮は軍事クーデターが起こって。そこに中ロが介入しようとしているような状況らしいけれど、何しろ金盾の向こうにいるのでアラタとしても情報収集もままならない。その間アラタはほぼずっと学校通ってて、研修内容が未来の戦場が書きたい、という作者が満を辞してという感じで読ませてくるところで、これがなかなか面白い。
一方で半島情勢はどんどん変化していて、アラタの立場が一気に流動化したりするんだけれど、その続きは以下次巻。
herecy8.hatenablog.com