電脳コイル #24 メガネを捨てる子供たち

捨てる、って親に取り上げられてますが。

今、ほんとうにここにあるものはなに。
まちがいなく今、ここにあるものって、なに。
胸の痛み。
今ほんとうにここにあるものは、この胸の痛み。
これはまやかしなんかじゃない。
手でふれられないけど、今信じられるのは、この痛みだけ。

ヤサコがデンスケの死を受け入れて、再びメガネを手にとる。電脳ペットのデータが消えただけ、と言いながら犬の声に反応しまくるシーンとか、時間をかけてていねににヤサコの心情を追いかけます。
柔道でいじめっこを投げ飛ばすダイチは、メガネの世界の外でやりたいことを見つけていく可能性を示してるんでしょう。で、まだやり残したことがあるヤサコとハラケンは最後の決着をつけに戻ってくる。
結局猫目がラスボスなのか。メスのミゼットは宗助じゃなくってタケルのペットなのかな。カンナの件も、そもそも猫目たちの引き起こした事故だったらしい。玉子と猫目が二人で通路を開いたのかね。猫目たちがカンナに警告したときのハンドルが4423。順番としてはヤサコが4423に出会ったのが先だし、イサコと信彦(イサコ兄)が交通事故に会ったのがそもそもの発端なのか。信彦を治療したのがヤサコのじいちゃんで、その葬式の日にヤサコは4423と出会ってる。イサコがミチコさんに願い事したってのは多分その治療中のことなんだろう。で、さらに信彦は「22」だ、という話。
いよいよ金沢のマユミっが登場したし、次回怒濤の展開に期待。