私はただ、傲慢で―
ずるいんだよ。
とらドラ！
生徒会長になんかなりたくない、と突然金髪になったり家出したりと暴れだす北村に周囲はいろいろと心配したりする中、亜美は怒り出す。周囲に「わかってもらえる」と信じて奇行に走る北村の無邪気な信頼は川嶋がとうの昔に失ってしまったもの。「周囲からの理解」というものに絶望している川嶋にとって北村は甘えてるとしか思えない。そんな川嶋が櫛枝にとっては、未熟な自分たちを全てわかってくれる「最後の救い」だという。なんかもう心理小説だなこりゃ。
一方で大河はしおらしく、自分の無力さ、うめられない距離の遠さにうちひしがれている。それでも、本心は生徒会長がやりたくないわけじゃない、と考えた大河は捨て身のショック療法で生徒会長に立候補する。重くなりそうな展開を一気に逆転させる、こういう展開は好きだ。
しかしOPとED、まだ変わらないな。まだ絵が出来上がってない、とか？
