真田丸

12年ぶりの三谷大河たっぷり楽しませていただきました。最初は違和感を拭いきれなかった配役がいつのまにかはまり役になってて、三谷幸喜はこういうの得意ですね。きり@長澤まさみみたいに、2004年の「新撰組!」の時もオリジナルキャラの捨助が最初は悪目立ちしてたのが、最後はすっかりなくてはならない存在になっていました。山本耕史石田三成とか意表つかれたけど、草刈正雄の昌幸とか、近藤正臣本多正信とか、いいキャラだった。
そういえば「新選組!」も、時代の変わり目で負ける方についた側の話だった。新撰組の時は最後は政治がゴリゴリと出てきたけど、真田幸村は味方に足を引っ張られまくってて、もう運命の悪意を感じるレベル。歴史に嫉妬された男、って感じでした。