かわぐちかいじ「空母いぶき」

中国人民解放軍に占領された与那国島多良間島では自衛隊の特殊部隊を上陸させることに成功したが、そのまま膠着状態となる。時間経過とともに尖閣諸島占有が既成事実化することを恐れた日本は、艦砲射撃による基地建設阻止を目論む。
攻撃が決断されてからの動きを色々と追いかけて、7巻では攻撃開始までたどり着きません。湾岸戦争とかでも、ずっと動静が不明のままで、いきなりニュースが飛び込んで来る感じだったのを思い出す。
なんとか前線を取材しようと潜り込むフリーの記者が登場する。以前はヒーローっぽく描かれたと思うんだが、今はなんか突き放した描き方になるんだな。別に悪く描かれるわけではないが、特に読者の共感を呼ぶような演出もされないし。
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