宝石の国 #12 新しい仕事

え、ここで終わり!?フォスとシンシャの話で始まって、1クールかけてシンシャがデレたとこで終わったのか。しかし、ある意味こっから話が始まるのでは。
231年ぶりに起きたパパラチア、月人と話してみたいというフォスに、正しい事が常に良い結果を招くとは限らないと忠告して、あっという間に寝てしまう。フォスはアレキサンドリアに月尋についての講義を頼む。一方ジルコンはボルツと組んでビビってる。
フォスは出現した月人の1体を捕獲するが、話ができるのかもわからないうちに加勢に来たシンシャがすべて霧散させてしまう。
フォスは自分の判断を誰かに審判して欲しいと思い、そのためにシンシャに組んでくれと頼み込む。それがシンシャに約束していた「新しい仕事」になる。シンシャは「楽しい」が抜けてる!と叫ぶ。「夜の見回りよりもずっと楽しくて、君にしかできない仕事を、僕が必ず見つけてみせるから」それがフォスがシンシャに約束した言葉。でも、フォスの新しい仕事は、先生と月人の関係を暴くという、楽しさゼロの仕事。でも、フォスはシンシャが必要だ、と言い、シンシャはOKする。
宝石たちの、すこしずつ変化しているが、同じような日常風景が続いてる。しかしフォスは、根拠なく明るい予感に甘えられていたかつての自分が、もうどこにもいないことを自覚していた。

主人公がどんどん成長して変化していく、というのはともかく、物理的にもどんどん変化してくのが、その変化の仕方も含めて斬新でした。キャラが無機物の宝石で、それがやけにエロチックだという、CGの新しい表現がよかった。世界観から表現から、一切が印象的だった。